私は、110キロから72キロまで減量に成功した経験があります。
この挑戦は岡田斗司夫さんの著書『いつまでもデブと思うなよ』に出会ったことがきっかけで始まりました。
その中で紹介されていた「レコーディングダイエット」という手法を実践した結果、食生活を見直し、無理なく大幅な体重減少を達成できました。
ダイエットを始める前、私は自分がどれだけカロリーを摂取しているのか正確に把握していませんでした。
また、適度な運動や栄養バランスについても無頓着で、好きなものを好きなだけ食べる生活を続けていました。
その状況を変えたのが、岡田斗司夫さんの著書との出会いです。
この本に書かれていた「レコーディングダイエット」は、食べたものや体重、体脂肪率を記録するだけというシンプルな方法。
それでも、この手法には強力な効果がありました。
記録することで、自分の食生活を「見える化」できました。
たとえば、無意識にカロリーの高いスナックや飲み物を摂取していることに気づき、少しずつ改善するきっかけになりました。
また、体重と体脂肪率の変化を日々追うことで、成果を目に見える形で確認できたことが、モチベーション維持に大きく貢献しました。
私の一日の食事記録は、最初は驚きの連続でした。
ある日の記録では、ポテトチップス、チョコレート、カップラーメンを昼食として食べ、さらに夜は揚げ物中心の定食を追加していました。
これが毎日の習慣だったと自覚し、少しずつ変えていくことを決意しました。
初めに行ったのは、間食をヘルシーなものに変えることです。
ポテトチップスをナッツやヨーグルトに置き換えたり、甘い飲み物を水やお茶に変えたりしました。
また、揚げ物を控え、蒸し料理やグリル料理を中心にした食事に切り替えました。
記録することで、こうした努力が数値に反映されるのを確認できたため、「少しずつ変える」アプローチでも結果を出せるという自信がつきました。
結果的に、日々の積み重ねで1年ほどで110キロから72キロへの減量に成功しました。
この過程では、無理な制限や過度な運動は行わず、日常生活の中で継続可能な改善に注力したことが成功のカギだったと思います。
私のダイエット体験は、「レコーディングダイエット」という手法の有効性を実感するものでした。
この方法を通じて、日々の食生活を可視化し、小さな変化を積み重ねることが大きな結果につながると学びました。
現在はリバウンドしてしまいましたが、この経験があったからこそ、もう一度自分の生活を見直し、再挑戦する意欲を持ち続けています。
同じように体重管理や健康に悩む方にとって、記録することの力を知ってもらえれば嬉しいです。
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